飲食

酒のマナー 

韓国で一番とまどうのが酒を飲むときのマナーです。会社員の場合、相手が年輩なら、まず焼酎から注文しましょう。焼酎は大体真露です。小さなコップについで、乾杯します。2−3杯飲んだところで、自分のコップを飲み干したうえ、テーブルの横で軽く露を払い相手に渡して、焼酎を注ぎます。すると相手もその杯を飲み干し、同じように返してきます。最近は衛生の点から、やらない人も増えているようです。私の友人の一人は、自分が飲んだコップの口の部分をハンカチで拭いて、返杯してくれました。また、一般的に酒を注ぐのは、相手の杯が空になってからです。お酒をつぐとき、受けるときは必ず両手で行ってください。これをやらないと「礼儀のない人間」と思われます。焼き肉を食べる時は、必ず焼酎を注文してください。肉には焼酎が常識です。

人の家を訪ねる時 

私の経験ではやはりなにか持っていくのがよいようです。韓国のお正月の場合、ほとんどの人は、親族の家にジュースの詰め合わせ、または正月用の清酒を持っていきます。

ただ、先日『なぜだ韓国、なるほど韓国』(前川恵司著)を読んでいたら、「韓国では初対面の人に手みやげを渡す習慣はない」と書かれていました。初対面でも外で食事するケースが多く、訪ねてきた相手が食事代を持ち、おごられた方は「車代」を包む。韓国人は手みやげであっても安い物は恥ずかしいと考える、と指摘してありました。

ついでに、食事を出してもらった時はなによりもキムチの味を誉めること。これで奥さんの気持ちが和みます。

犬の肉

 韓国に行ったら一度は進められる強精食。まれに女性も食べますが、ほとんど男性の食べ物と思っていいでしょう。暑い夏に食べるものだそうです。88年のソウル五輪以来、町で犬の肉(ホシンタン)の看板を見かけることは、めったになくなりましたが、実はたいていの食堂で売っています。「ヨンヤンタン」などとも言いますので、一度注文してみてはいかが?味の濃い鶏肉のようで、決して食べられないことはありません。

お茶

 韓国でおいしいものの一つにお茶があります。緑茶は日本のものと同じ味でかなりいけます。麦茶も人気があります。そのほか柑橘系のお茶もあります。人参茶も、味の濃いものから薄いものまで様々。現地で人気が高いのは、紅参精茶と呼ばれる人参茶で、薬のような味。パックになったものはおみやげに最適です。

ジャジャン麺

 韓国でこれをしらなかったらもぐりといわれる韓国式中華料理です。まず、色が真っ黒。口にすると甘い。中国の辛いジャジャン麺が変化したもののようです。子供に一番の人気メニューで、たいていどこの食堂でも食べられる。こればかりを食べていると子供っぽく見られるかもしれません。

タッカルビ

 食べ物ついでにもう一つ。タッというのは韓国語で鶏のこと。鶏肉を野菜に混ぜて、辛子みそで炒める。辛さの中に甘みがあって、ボリュームも満点。二人分でも3000WONあればいい。最近若者の間ではやっています。ちなみに本場は春川と呼ばれるソウル郊外の地区で、私はわざわざここに食べにいったことがあります。中でも日本で生まれたアジュンマの店がはやっていて人目で分かります。

トンカツ 

 結構人気のあるメニューなんですよね。韓国食堂で食べると、肉が薄くて寂しいのですが、最近は本格的な店も出てきました。日本大使館近くの「ポンカス」は、日本で修行した韓国人が市場テストの末出店しただけあって日本のトンカツ屋に負けないおいしさです。ここへ行けば日本の黄桜が飲めます。またここ数年、チョンロ周辺には豚カツ専門店が相次いでできており、味もなかなかです。

オジンオ 

 するめのことですが、韓国人には切っても切れない食べ物です。旅行に行くとき、酒を飲むとき、スナック菓子としていつでも食べているような印象さえします。これを食べているから韓国人は歯並びがいいという人もいます。

キリンビール 

 韓国で飲める唯一の日本ビールでしたが、最近はサッポロもコンビニで買えます。といってもカナダからの逆輸入もので、味も日本とはやや違います。小瓶で韓国産に比べ倍以上しました。とはいえ留学時代に飲んだときは懐かしかった、ホント。

パッピンス 

 韓国夏の定番。要するに氷あずきですが、なぜか上に小さな傘が差してあることが多い。これもやや溶け掛かるまで待ってぐちゃぐちゃにまぜて食べます。なぜか、上に小さな傘がさしてあります。大学の学生食堂にもありました。食べたら「テーゲー マシイッタ(すげー うまい)」と一言言ってください。

ビール 

OB、ハイト、カスなどがあります。最近は変わったビールが増え、ハイト系列のエクスフィール、OB系でしょうかレッドなどというものも登場しました。味付けの濃い韓国にあってなぜかビールだけは薄味が主流で、日本の味に慣れているとややもの足りませんが、気軽に飲めます。ビールを飲みたければ「ポップ」と書かれた店に入ってください。生を含めビールが飲めます。実感で言えば、日本の三分の一の値段です。ソウル市中心街、ロッテホテル前の斗山ビルの地下にはドイツ式ビアホールがあり、食べ物もいけます。冷たいビールを飲んだら「アー、シオナダ」が決まり文句です。

スナック 

 一応会社員の私が数回言ったのが、ハンガンにかかるハンナム鉄橋近くのハンナムドン。ここは人ぞしる日本人相手のスナックの密集地です。店の名前も漢字を使い、日本風です。雑居ビルの中にカラオケスナックが入っており、女の子が隣に座ってくれます。たいてい日本語を話しますので、言葉が不自由でも大丈夫。日本の歌もレーザーカラオケでそろっていました。店の作りはゆったりしたソファーがならび日本のムードを再現していますが、ついでに値段も日本並。ボトルを入れて飲むと最低1人30万WONほど取られたものです。ただ、12時でしめる店が多く、気が合えば、日本よりも気軽に女の子と2次会に繰り出せます。なお、女の子の誕生日には花かケーキをを持っていってください。中には「絶対、持って来てくれ」と強要する子もいます。

喫茶店 

 韓国語のテキストを見ると「喫茶店はタバンと呼ぶ」などと書かれていますが、ソウルの中心街にある喫茶店で「タバン」と書かれたところはほぼ皆無。「コピショップ」と呼びます。カップや調度品に凝った店が多く、市内無料の電話を各テーブルに設置している店もあります。コーヒーの味も結構いけます。スターバックスは、テイクアウト中心で、韓国の風土にはなじまないという説もありましたが、どうして、ここ数年あっというまに普及しました。

交通機関

地下鉄 

 初めて韓国の地下鉄に乗るときのとまどいは切符の買い方でしょう。日本とは反対です。まず、自動販売機で金額と人数のボタンを押して、お金を入れます。すると、自動的に計算してお釣りが返るシステムです。電話のカードも日本と逆で模様のある方を下にして電話機に挿入して掛けます。車の通行も日本とは逆です。交通カードというものがあり、日本のスイカのように充電して使え、一般のバスでも使えます。これは韓国生活での必需品でしょう。

 あまりくわしくないのですが、車こそ韓国人のステータス。「現代」の車は故障が少なく信頼が高いようです。反対に大宇車はやや信頼にかけるようです。高級車では「ダイナステイ」「ディブロン」「インペリアル」などがあこがれの的。町でよく見かけるのはACCSENTという車で、日本のカローラにあたりますかね。三星が今年発売する車は日本の日産と提携しているだけにデザインも洗練されており、予約が殺到しているといいます。

タクシーの相乗り

 韓国ではタクシーの相乗りが盛んです。ハプスンと呼ばれますが、よく見ていると、1人の乗客は後ろの座席ではなく、前の助手席に座る人がほとんどです。これには訳があるのです。現地で聞いた話では、特に後ろの座席に座った場合、他のお客さんが乗り込んでくる可能性がありますね。特に女性はこれがいやで、前に座るのだそうです。セクハラを避けるためですね。また、男の私でさえ、夜11時以降、タクシーに乗るのは怖かった。ふだんは人なつっこい運転手が、この時間になると、突然不愛想になりますからね。これも韓国のタクシー運転手への待遇の悪さが原因でしょう。下りるときには「スゴ ハセヨ(お疲れさま)」と言いましょう。

夜の繁華街にいくとタクシーを拾おうという人が、道にずらりと並んでいます。こういうとき、一刻も早く捕まえたければ「***ダブル」。(***はあなたの行き先)と叫んでください。料金を倍にするという意味ですが、たいてい止まってくれます。「ダダブル」(4倍)というのもあるそうです。

バス 

 路線が複雑に張り巡らされており、乗りこなせば便利です。バスカードというものがありますのでまずこれをかってください。町の雑貨屋さんや、バス停の近くの新聞売場で「ボスカード」といえば通じます。このカードは1万WONで、バスの乗降口にある料金箱の前に宛てるだけで料金が引かれ、なくなれば、町の充電所で料金を追加できる優れもの。昔は入手が困難でしたが、最近は比較的容易に買えます。たいていは月曜の10時頃入荷するようですので、そのころ買ってみてはどうでしょうか。
 最近、バスの降り口に時間が点滅する箱のようなものが設置されました。これはバスからバス、バスから地下鉄という具合に大衆交通機関を乗り継ぐ場合、カードをここに当てて、次の交通機関に乗ると割引されるものです。試してみてください。

趣味

レンタルビデオ

 これもかなり韓国的だと思いますので、ご紹介します。たいていの店では、ビデオを大きく洋もの、国内、、もの、香港ものなどを分けていて、探しにくくなっています。ただ、日本と違って、借りるとききちんと登録しない店が結構あります。電話番号と名前を聞いただけであとは何本でも貸してくれます。遅れても追加料金も取りません。私が韓国滞在中は最新のビデオが300円程度でした。 最近はDVDを貸してくれる店もあります。注意しなくてはならないのは、DVDのタイプが日本と韓国では違います。これは、映画の配給の時期が違うためのようです。韓国でdvdの機械を買っても、日本では使えません。私もこれで痛い目にあいました。

映画 

日本より安く、ハリウッド映画は米国での封切りとほぼ同時に見ることができます。これは韓国人が大変な映画好きであり、その映画がアジア市場でヒットするかどうかのテストの意味があるからだそうで、ハリウッドも特例的に公開を早めているとか。注意するのは、週末の前売り制度でしょう。土日の座席券はほとんど前売りされます。人気映画は前売りを買わないと当日長い列に並ばなくてはなりません。人気薄の映画なら当日でも大丈夫。座席は大きく「カ」「ナ」「ダ」の3列に分かれており、当日券でも座席は「カの15番」というように指定されます。座席の間隔は狭く画面に向かっての勾配もあまりないため、前の人の頭がじゃまになります。私がよく行っていた学生街の新村の映画館は、人気映画が掛かると観客をいくらでも詰め込みます。ある時映画が始まる前、ふと後ろを見ると真ん中と、横の通路にはいすがびっしり並び、学生がずらりと座っていました。「火事になったら」とぞっとしました。

テレビドラマ 

韓国人ほどドラマ好きな国民もいないのでは。朝ドラもありますし、夕方からのドラマは各局とも大体3−4本ドラマをやります。朝ドラは必ず悲しい内容です。朝から涙の出るドラマはどうもね。ヒットすると社会現象のようになって、町に人がいなくなるときもあります。1997年の最大ヒットは「初恋」でした。家柄のいいお嬢さんが、貧しいが心の優しい男性と恋に落ちるのですが、様々な障害が…。一時は視聴率が6割を越しました。ドラマの放映の仕方も独特で、火、水曜に連続して放映したり、週末の土、日に連続放映します。この方が筋を忘れないのでドラマを堪能できるような気がしますがどうでしょうか。

大学路のノレパン

 ノレパンとは韓国のカラオケボックスのことですが、若者の街大学路に行くとおしゃれなノレパンがそろっています。私が通っていたのはドレミと呼ばれるノレパンで、カウンターのおじさんに頼むと日本語もリクエストできるようになりますが、やや時間がかかります。TRFなど新しい曲も多少あります。新村にも70,80年代のヒット曲を備えたノレパンがありした。現在は、一般のカラオケに行っても、大抵日本語の歌が歌えます。

パソコン 

日本の秋葉原のような電気街がソウル市内の「竜山」にあります。パソコンは日本製も含め、輸入制限が掛かっているようで、ほとんどの製品は国内産ばかり。そのせいか、高いのなんの。私の同じ性能でも日本の5割高の印象でしたが、現在はデスクトップを中心に安くなっています。全体に掘り出し物が少なく、マニアとしては失望してしまいます。竜山にはラジカセやウオークマンなども売っていますが、値段は安くありません。

娯楽室

 韓国のゲームセンターのことで、通常一回100wonですので、日本でゲームをするのより3分の1以下でできる勘定です。最新のモデルは少なく、ボタンの配置もばらばら。たとえばバーチャファイターをやるとキックのボタンが、3つあるボタンの上に会ったり下にあったりするのですが、それもまた一興。新村あたりにたくさんあります。

カジノ 

一度だけ行ったことがあります。ウォーカーヒルでした。入り口で入場券を買いますが、特に身分証明書などの提出は必要ありませんが、Tシャツはだめです。ポーカー、ルーレット、大小などがあります。私はルーレットで一万円すったあと、大小に挑戦しました。大小は沢木耕太郎の「深夜特急」にも出てくる中国のギャンブルで、三つのさいころを振って出た目を当てるもの。私はこれを七回連続で当て五〇万WONを手にしました。しかし、しびれる麻薬の味がします。行くのはやめましょう。客の大半は日本人で、テーブルの上には福沢諭吉先生が飛び交います。

マンガ喫茶 

きわめて韓国的な時間つぶし場所。ビルの一室を使って、マンガを並べてあり、1冊400WON程度(96年当時)で貸してくれます。中ではカップラーメンや、飲み物も販売しています。日本の漫画も結構あり、「課長 島耕作」などは、一部過激な表現があるためか大変な人気で、表紙はぼろぼろ。本の中も食べ物や、飲み物のシミがついていて結構おもしろい。私も通い詰めましたが、一冊ごとのところと、1時間1500WONといった時間制の2種類があります。我々外国人は読むスピードが遅いので時間制は避けた方がよさそうです。

音楽

 これについては詳しいホームページがたくさんあるので見ていただくとして、私が留学中はダンス音楽とかいう、だぶだぶのズボンにサングラスを掛けてアップテンポな曲を歌うグループばかり目立っていました。個人的好みとしては、バラード系統のシン スフンとか緑色時代などがぴんときました。曲は町のリヤカー引きのおにいちゃんが海賊版を売っています。安くて、ヒット曲ばかりが入っている著作権無視のコピー商品で、中には録音がめちゃめちゃなのもあります。

住まい

下宿

 日本では姿を消してしまった学生下宿が健在。月40万WON程度で食事から洗濯、部屋の掃除までしてくれます。部屋の広さは四畳半ほど。オンドル付きです。男女別棟というところもありますが、大半は男女混住です。風呂はなくシャワー室を使いますが、ここも大体男女共用です。さらにシャワー室にはたいていトイレが併設されています。抵抗のある女性の方は、特に慎重に物件を探してください。30万WON程度の物件もありますが、安くなるほど、部屋の造り、鍵、衛生面、特に日当たりが悪くなります。支払いは毎月現金です。最近ではワンルームマンションも普及。さらにベッドや台所などが備えられたオフィステルと呼ばれるホテル形式のマンションも増えつつありますが、こういった新しい建物はたいてい、韓国独特の「チョンセ」と呼ばれる一年以上の前払いシステムで、普通の人には手がでません。下宿探しは町の電信柱に貼られた手作りのチラシを手がかりにするか、学校の斡旋を受けるのですが、学校の斡旋は非常に高くやめた方がよいでしょう。不動産屋では下宿の紹介はしません。食事は完全な韓国式で、たいていこちらの好みを聞いてはくれません。

ノック 

韓国にでの生活体験記を読むとたいてい「友人がノックもなしに入ってきて困った」というのがあります。私の下宿でも若い友人たちは、ノックこそしましたが、次の瞬間には部屋の中に入ってきていました。最初はびっくりしましたが、これが韓国式というものでしょう。「恨の文化論」(李御寧)によれば、ノックをするということは、相手に対して「人に見られてはいけないことをしているのではないか」と考えている証拠であり、むしろ相手に失礼になる、と説明してあります。そして昔からノックの代わりに「咳払い」をして、相手の注意を喚起したのだそうです。実質的には同じ気もしますが、興味深い指摘ではあります。

通信

電話

 韓国は日本と同じ官僚主義の国と思いますが、各種手続きは日本よりよほど手早く住むことがあります。その一つが電話。電話機を自宅に用意して、外国人登録証を持って地元の電話局に行けば、早ければ翌日に工事のおじさんが来て、ペンチで電話線を切ったりつないだりして使えるようにしてくれます。初期費用は27万WONだったでしょうか。これは保証金が含まれており、帰国する際、その月の使用料を差し引き、ほとんどを返してくれます。日本もこのくらい手軽に電話を引けたらいいのにと思いましたね。

携帯電話(この項は今後追加します)

 96年当時、韓国はポケベル社会でした。若者はもちろん、おじちゃん、おばちゃんもポケベルを持っていましたが。現在はまったく姿を消しました。携帯電話も普及しています。なぜこんな電話があるかといえば、ピッピが普及しているので呼び出しはしなくてもいいだろう、ということのようです。

パソコン通信 

韓国の代表的パソコン通信はユニテル チョリアン ハイテル ナウノリです。ユニテルは三星系列で専用ソフトをただでくれます。このソフトは私の日本製パソコンにもインストールでき、快適に使えましたが、メニューの文字がハングルのため化けてよめませんでした。専用ソフトからインターネットにつなぐこともできました。チョリアンも専用ソフトを配布していますが、これは私のパソコンにはインストールできませんでした。専用ソフトでなくても韓国には「イヤギ」というハングルフォント内蔵の通信ソフトを売っていて、これを使えばハングルがそのままよめますが、ハングルを打つことはできませんでした。ハイテルは通信速度も速く、若者に人気がありました。どの会社も使い放題で千円強でしたが、今は高くなったかも。各通信からTELNET接続すれば、日本のパソコン通信にゲートウェイできますが、通信が安定せず、混んでいる時には接続できないケースもありました。数は少ないのですが、I―NETなどインターネットプロバイダもあります。パソコン雑誌を買えば、連絡先が分かります。また、

HITEL 

99年3月からソウルに勤務し始め、HITELというパソコン通信会社を通じてインターネットを始めました。月9000トの使い放題です。日本製パソコンでもパソコンでもインターネットが可能です。申し込みは、申請書と自分のパスポートのコピーを送るだけ。カード支払いにも対応しています。担当者はチョンチャンジュンさん。3289−2484 FAX3289−2080です。五味から聞いたと言ってください。

衛星放送

 日本のデイレクTVなど衛星放送もチューナーを持ち込めば視聴可能だそうです。現在韓国では、衛星放送のチューナーは持ち込み禁止対象品となっていますが、在韓日本人の中ではみているひともいます。アンテナは、ヨンサンなどの電気街で売っています。

番号案内

 114ですが、非常にサービスが悪いです。まず114をかけ、オペレーターを呼びだし、番号を聞きますが、番号は電子音で、2回読み上げると切れてしまいます。私はいまだに十分聞き取れません。警察は112、消防は119、天気予報は113です。

スポーツ

登山

 国民的スポーツといったら登山を上げなくてはなりません。私も学生時代に日本のアルプスをずいぶん登りましたが、ソウルの山はせいぜい千メートル級の低山ばかりです。しかし、二−三十分も上ると岩山になって見晴らしがきいてきます。山頂までは登山路がたくさんあり、あちこちに井戸水や、鉄棒、ダンベルなどの運動施設もあります。健康づくりにはこじんまりまとまっていて、結構楽しいです。ただ、2000メートル級の山に登るような重装備で上ってくる人が多いのには違和感を覚えました。

野球 

中日ドラゴンズに入った孫投手など、韓国の野球選手の活躍で、韓国の野球が広く認知されてきました。しかし、私の経験では韓国では野球はあまり人気がありません。球場は、まるで高校野球に使う県営球場並み、選手たちもユニホームも、サッカーに比べたら野暮ったいものです。たまに生中継があって見てみると外野はがらがら。一時のロッテ戦を思い出させる寂しさ。有名選手がいなくなって、人気はさらに落ちてしまっているのではないかと心配です。

ヘルス

 日本でのいかがわしいサービスを思い浮かべないでください。ヘルスクラブの略です。月6万ウオン程度で、各種マシンを使うことができます。たいていは運動着も貸してくれます。ソウルにはプールが多くないので、普通体力つくりはヘルスに通います。女性にも人気があります。

買い物

百貨店

 「現代」デパートの格がダントツ。特にアクジョンにある「ギャラリア」と呼ばれる店は、品揃え、店の造りからして高級で、客も金持ちばかり。韓国のハイソを見たければ、ここに行くしかないでしょう。IMFなどどこ吹く風です。一方、最近広がっているのがディスカウント。「Kim'S club」などが有名です。

靴下 

あれこれ買い物をして気がついたのは靴下の質があまりよくないこと。ゴムが弱かったり、すぐ穴が開いてしまったりと結構不便をしました。これだけは日本からたくさん送ってもらいました。

毛皮

 春先から夏に掛けて流行遅れの毛皮がバーゲンされます。半額から、安い物だと7割程度安くなる物まであります。毛皮専門店が一般的に品そろえば多く、選択の幅が広がります。私も試しに帰国直前30万WONで一着買いましたが、造りがごつくて日本の気候には向かないような気がしました。

インサドン

 ソウル市内の骨董品街。おみやげなら、やっぱりここでしょう。韓国風デザインの紙製品もおもしろいですね。この通りの一角には楽器街もあるほか、裏通りには高級な韓国料理店や、庶民的な食堂がある。ガイドブックでご研究を。

ナイキ

 梨泰院に行けば、ナイキショップが二つあります。日本語の流ちょうな店員もいて、親切に対応してくれます。客はほとんど日本人。こういった有名な店でなくとも、普通、町中にあるショップも、顔なじみになると結構引いてくれますし、シーズンが過ぎた品物は思い切って安くなります。

東大門市場

 南大門市場は有名ですが、偽物も多く、観光客向けです。東大門は、一般庶民向けなので韓国の生活をのぞき見ることができます。中でも私のお気に入りだったのは、古本屋街。ここには韓国語の本や雑誌、専門書がたくさん並んでいます。また少し足を延ばせば24時間営業のデパートもあります。衣料品中心だが、雑貨に韓国らしいものがそろっていて楽しい場所です。

アボジ

 韓国のベストセラー。私は苦労して読みました。図書館に勤めるある男性が、自分がガンであることを知り、悩み、浮気をし、家族旅行をして自分を取り戻していくという話です。ガン宣告をされたあと、自分に負けて酒浸りになるあたりは悲しいものです。父親の権威が失墜している韓国で、改めて父親とはなにかを問いかけた長編小説です。

日本語

 ソウル市内の書店に行って驚くのは日本語テキストの多いこと。やはり勉強しやすいのですね。特に日本の企業と取引関係にある会社では社員が熱心に日本語を勉強しています。中でも三星グループは、日本語はもとより、徹底した語学教育を社員に行っています。私は、ソウル郊外にある三星の語学研修所に招かれ、日本語で話をしたことがあります。7人ほどの中間管理職が私のサラリーマン生活に関する話に対して続々と質問をしてきました。その後社員食堂で一緒に食事をしましたが、そのときも日本語。ここは2週間の宿泊研修所であり、研修期間中韓国語でしゃべると始末書だそうです。徹底しています。みんな日本語がうまかったなあ。

教保文庫

 光化門近くの本屋さんで、非常に在庫が豊富。日本の文庫本、雑誌類も。文房具やレコード、軽食のできる食堂もそろっていて、待ち合わせに最適です。午後8時まで営業しています。ただ本の値段は最近の経済破綻の影響で、値上がりしたと聞きました。

辞書が安い 

韓国語の辞典でもっとも定評があるのは小学館の朝鮮語辞典だと思います。細かい用法まで書かれているうえ、動詞の不規則変化などが表で掲載されていて、とても使いやすいのですが、ネックは8000円という値段です。ところが、ほぼ同じ内容の辞書が韓国では2万WON程度、半額以下で売っています。これは小学館と提携して、朝鮮語辞書を作った韓国の金星社から発売されている日韓辞典です。もちろん、韓国人に不必要な発音とか、動詞の変化表、家族の呼び方に関する図などは省略されていますが、それでも安い。他社の辞書もすべて3000円程度です。韓国に行ったら辞書を買いましょう。

お金

銀行 

パスポートと身分証明書があれば簡単に開設できます。なんとキャッシュカードはその場で渡してくれ、すぐ使えるようになります。こういう「いい加減さ」がたまらなく好きです。カードは24時間利用可能で、他行のキャッシュコーナーでも引き出せます。とにかく利率がいい。私が生活費を預けていた韓一銀行は普通預金の年利が14%ありました。現在は7%程度でしょうか。第一銀行など、倒産の噂のあった銀行ではさらに金利がよくなります。銀行に預けるのではなく、株を買っているような感覚がありました。韓国では銀行マンの社会的地位は決して高くありません。逆にややいかがわしい職業と見られることもあります。人から聞いた話ですが、融資は、担保などを見るのではなく「高校の同窓だから」といった人間関係で決定されることが多いのだそうです。営業時間は午前9時半から午後4時半 土曜日も13時半まで営業しています。

口座 

現地のウオンのほかに米ドル、円の口座をつくることができます。外貨をそのまま引き出す時は手数料が掛かります。韓国には日本の銀行の支店もありますが、ここに預けると金利はほとんどつきませんが、日本からの送金には便利です。

小切手

 1万ウオン札以上のない韓国で生活しようと思ったら小切手は必須です。銀行で簡単に小切手にしてくれます。大体10万ウオン程度が使いやすいと思います。薄く、手軽に使えますが、日曜のコンビニやタクシーでは使えないことがあります。

生活費

 生活費は現在韓国で語学留学している友人によれば、月30万WON程度で暮らせるといいます。日本から韓国への送金は銀行か、郵便局経由で可能です。ソウルには東京三菱、富士、三和、さくら、第一勧銀、東海の各銀行があります。遅くとも翌日には到着しますが、送金には一回6000−8000円の手数料が必要です。郵便局の場合は通常扱いが10日と日数は掛かりますが、手数料は10万円以下なら400円ですみます。

アルバイト

語学研修で来た日本人学生の場合、ワーキングホリデイビザでなければバイトはできません。予備校で不法に教えていて警察に摘発され、ビザを取り上げられた上、強制帰国させられた例もありますので注意。バイトとしては日本語の家庭教師が一番効率がよく時給3万ウォン程度。しかし、IMF時代の韓国ではまず英語を学びたいとの機運が高まっており日本語の需要は減っている。飲食店の時給は、1500-3000ウォンと物価の割にかなり安く(それゆえ飲食代も安い)、注文を取るなど語学力も必要になる。バイトして、人件費の安いこの国で学費を稼ぎながら学校に通うというのは相当困難といわざるを得ません。

硬貨 紙幣 

韓国の硬貨を見たことのある人なら、日本と似ていることにびっくりするはずです。10WON、100WON、500WONはやや寸法は違うものの、うり二つのデザイン。なぜこんなに似ているのでしょうか。ちなみにそれぞれ「シボン」「ペゴン」「オーベゴン」と呼びます。日本式に「シップ ウオン」などといっても通じません。紙幣の方は、とてもいたみやすく、落書きもしてあります。電話を掛け、メモ代わりに電話番号を書いた紙幣もたくさん見ました。ここら辺の感覚がちょっと違うようです。

チップ

 基本的にチップの習慣はありませんが、ものの本によれば、ホテルのボーイが荷物を持ってくれたら1000ウオンなどと書いてあります。ほかに女性のいる飲食店などに行くと、一人当たり1−2万ウオンのチップを求められることもあります。タクシーは深夜総長の場合は、マナーとしておつりをあげるのは必要でしょう。

切手

 種類は多くなく、記念切手は余り発行されていないのでやや残念ですが、KALの飛行機をデザインした切手などは、異国情緒を誘います。花や鳥のデザインも多いです。日本へははがき350ウオン、封書450ウオン、一枚の紙を畳んで封書にする国際郵便レター400ウオンもあります。小包みは、大きな郵便局にいけば、有料で包装をしてくれます。

病気

病院

 もし外国で病気になったら… 最大の不安ですよね。私はなんと留学中に2回も病院の世話になりました。一度目は足の捻挫。氷った道で足を滑らせて、足が腫れ上がり、一ヶ月ギブスをしました。次は痛風の発作で足が痛くて動けなくなり、これは一日入院しました。両方とも辞書を持って先生と会いましたが、細かなニュアンスが伝えられない上、先生のいう病名もよく分からず閉口しました。捻挫の時は3万円程度。痛風は1万円程度掛かりました。もちろん健康保健はききません。私の場合は、会社が用意していた報告書に先生から印鑑と診断結果を書き込んでもらい、帰国後精算しました。延世大学には外国人専用の治療室があり、語学堂の学生証を見せると2割引きです。病院の施設は大学病院なら、日本と遜色ないとの印象です。歯医者にも行きましたが、治療がおおざっぱと感じました。

薬 

薬局の多さは説明するまでもないでしょう。一般の薬局はもとより、漢方薬局もかなり見かけます。よく売れるのはカゼ薬ですが、日本のものに比べてかなり強烈で、薬のせいでめまいがして倒れてしまった友人もいます。韓国において薬は、町医者のようなもの。まずここに頼って体を治そうとするので、成分も強烈なのでしょう。「ソウルの達人」(黒田福美)に薬が細かく紹介されていますが、「チャメロン」でしたか、睡眠薬も買えます。また、私のお薦めは「ゲルフォス」という胃薬。白い液体状で、酒を飲むまえに一服すれば酔いが回らないといわれます。しかし、そこまで無理してなぜ酒を飲むのかは、酒の弱い私などには分かりません。

 ソウル市は「ソウルの水道は飲める」としています。歯を磨く、うがいをするなどの場合なら、特に沸かす必要はありません。夏などは飲むのはやめたほうがいいようです。食堂で、プラスチックの瓶に入って水が出てきますが、これはたいてい水道の水ですので、気にするひとは飲まないほうがいいですね。

あんま 

多少韓国語が読める方なら、繁華街に「あんま」と書かれた看板を目にすることでしょう。ただし、韓国のあんまは普通のあんまではありません。通常、店に入るとカウンターの近くに若い女性が座っており、個室に案内してくれます。なれない人は行かない方がいいです。

床屋

 韓国の床屋はいろいろな意味ですっかり有名になったようです。まず、床屋には3種類ほどあります。一般的な街の床屋さん。大衆浴場に併設されており、8000ウオン程度で刈ってくれます。ほとんど客の注文を聞いてくれません。2番目はホテルの床屋、女性のマッサージ付きで6万ウオン程度。髪を刈ってくれた女性が、いきなりマッサージしに変身し、手や足をもんでくれます。次は「淫乱床屋」と呼ばれるもの。通常、地下にあり、お客さんを個室に案内し、ズボンを脱がせ、トレーニングパンツに着替えさせます。髪を切ったあと(かなりいい加減)特別なサービスをするがいいか、と聞いてきます。サービスの内容は経験者によるとさまざまなようですが、「テッソ」(いらない)と言えば、断ることもできます。

日本文化開放 

長年の懸案もいよいよ解決の方向のようです。韓国政府の中では、近く最終開放が検討されているようです。問題のない部分から徐々に解禁していくということでしょう。韓国の若者が指摘する問題点は「暴力や性的シーンの多いアメリカ映画は問題ないのに、なぜ日本の文化だけ退廃していると禁止なのか」というものです。これはかなり説得力がありますよね。もうすこし年輩になると「もう我々は日本の文化を消化する力を持っている」と主張します。これも同意。世界中で、特定の国の文化の輸入を禁止しているのは韓国だけだとも聞きました。植民地支配と歴史と、現在の文化を混同するのはおかしいし、禁酒法時代に闇酒がはびこったように、犯罪さえ誘発しかねません。事実、韓国のパソコン通信を見ると、日本の人気漫画のビデオは約10倍、CDは4倍程度で売られています。私は、下宿の友人にパソコン通信で買ったというエバンゲリオンの海賊テープを見せてもらいましたが、きちんと韓国語の字幕が活字体で入っていました。これなど背後にしっかりした翻訳、販売システムがあるとしか思えないのです。これを放置して、日本文化禁止というのはどういうことなのでしょう。最近韓国政府は、日韓共催のサッカー二○○二年ワールドカップ(W杯)前の日本文化開放をやらないと宣言しました。

対日感情 

難しいテーマですが、結論からいうと「若者は相手が日本人だからといってむやみには批判してこない」ということです。下宿の学生たちはむしろ日本のことを知りたがっており、マスコミなどの感情的な反日報道を軽蔑していました。ただ、彼らと日本人との植民地時代(韓国式なら日帝時代)に対する知識には、雲泥の差があります。韓国人ならどんな子供でも、植民地支配下でのさまざまなことを徹底的に教育されています。韓国について、中途半端な知識で軽はずみなことを言うのは控えたいものです。私が日本人や在日韓国人から聞いたことでもっとも多いのが「韓国は遅れている」とか「日本に比べて不便」というものでした。しかし、逆に我々が「日本はアメリカに比べてだめな国だ」と繰り返し言われたらどういう気がするでしょう。その国のあり様を、そのまま受け止め、楽しむ気持ちが大切ですし、そういう気持ちがないと、まず自分がつまらないと思いますが、どうでしょうか。先日、李良枝という人の作品をいくつか読みました。留学した韓国になじめず、傷ついていく若い女性の心理が実に繊細に描かれていました。一読をお勧めします。

見どころ

全羅南道麗水

 東洋のナポリともいわれるように(実際は日本の浜松のような感じですが)海に面した港町。オドン島と呼ばれる出島があり、ここの刺身がうまい。もっとも日本と違い、刺身に赤身はなく、ヒラメやホヤなどがならびます。韓国に来たらやっぱり海辺に旅行したいものです。ソウルから汽車で6時間程度。

戦争記念館

 ソウル市内にある3階建ての建物で、屋外には朝鮮戦争時代の兵器を展示しています。これだけの数の戦車やミサイルなどの前で記念写真が撮れるのはたぶんここだけ。分断の現実を考えながら見学してみては。4月から9月までは9:30―17時 10−3月は午後4時まで。月曜休館

夜の南山タワー 

観光名所の南山タワーですが、私は夜の8時頃行くことをおすすめします。ソウルの夜景は日本の金属的な白い夜景と違い、ほんのり黄色ががっている。備え付けの双眼鏡で見ると、韓国式の瓦屋根の家が裸電球の中に浮かび、懐かしさをかき立てます。車でタワーの下までいけるが、道が細いため、途中で降りていくのがベターでしょう。

ハンガン 

大都市の中に流れる川というのは情緒を誘います。私も、ソウルで一番好きな場所といえばハンガンと答えます。ここに掛かっている橋も、鉄橋風あり、コンクリートのネオクラシック調ありとよく見れば個性があって楽しいものです。夏になれば、河川敷にでて酒を飲みながら遊ぶのが地元の人たちの楽しみです。観光船も何隻があります。川沿いにはプールもあります。中には若い女性がたくさんあつまるプールがあって、夏にはその近くを通る道路が渋滞するそうです。私もその現場を見に行きましたが、その日は車が空いていてゆっくり見られませんでした。

カンナム

 川の南という意味で、最近ますますおしゃれな店が増えてきました。中でもアックジョンドンにはイタリア、フランス、ベトナム、タイ料理の店も登場しています。日本食や韓国の伝統料理の店もあります。ガイドブックで研究を。

在日韓国人の友人からのアドバイスです 

留学を考えている人に伝えたいことがあります。カルチャーショックなんて言葉がありますよね。「今時そんなことがあるのか」と考えている人も少なくないと思います。しかし、韓国にいけば日本という国がいかに整然とした国であるか痛感するはずです。

トイレに行けば、洗面台がついていて、電車やバスに乗ろうとすれば、ダイヤがあって、ほぼそれにしたがって運行されています(韓国には事実上ありません)。品物を買う人や電車に乗る人は列を作って順番を守ろうとします。治安も世界のトップクラスです。夜道を歩くのも恐くありません。韓国はどうでしょうか。最終的には自分の目で確かめてもらえばいいと思いますが、日本での「当たり前」は韓国の「当たり前」ではありません。在日韓国人とはいっても、予備知識もなしに留学するというのはどうでしょうか。せめてハングルを読み書きする程度になってから留学を考えてください。「現地にいけばなんとかなるさ」という考えは捨てたほうがいいですよ。旅行で行く韓国と住む韓国は違います。最低一週間は現地に滞在してどんな国なのか調べてください。留学の道半ばにして帰国し「私には合わない国だった」なんて言ってほしくないですから。

大阪府 I,Kさん(男性)




韓国生活記録

現在内容を手直し中ですが一部、私が留学中の1996年の情報も含まれています。

私の留学時代の体験を書いた
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